フレイル予防

【第3回】柱② 栄養・③ 社会参加:3つをセットで整える(まとめ)

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2026年4月27日

監修: 平安山 剛
(GOOD JOB FITNESS あさか代表)

こんにちは。GOOD JOB FITNESS あさか代表の平安山です。
この記事は、フレイルについて3回に分けて整理するシリーズの第3回(最終回)です。
第2回では、柱①「運動:今より少しでも」を整理しました。
最終回は、柱②「栄養」と柱③「社会参加」をまとめて、3つを"セットで整える"ポイントをお伝えします。

目次

運動の最初の合言葉は「今より少しでも」

運動というと「ちゃんと運動しなきゃ」「ハードにやらないと」と思いがちですが、まず大切なのは"座りすぎを避けて、今より少しでも多く身体を動かす"という考え方です(参考文献1)。

この考え方は、年齢や体力に合わせて強度や量を調整してよい、という前提とセットで示されています(参考文献1)。

つまり、最初の一歩は「完璧な運動」ではなく、次のような"続く一歩"でも十分意味がある、という整理です(参考文献1)。

  • 座っている時間を少し減らす
  • できる範囲で少し体を動かす

柱② 栄養:食事量や体重の変化にも目を向ける

フレイルについて考える際には、運動だけでなく食事にも目を向けることが大切とされています。

フレイルのような状態は多面的なので、「運動だけで何とかする」より、生活全体を整える視点が役に立ちます(参考文献1)。

※持病や食事制限がある方は、自己判断で大きく変えるのではなく、主治医や専門職に相談してください。

柱③ 社会参加:外に出る理由を増やす

フレイルは身体面だけでなく、精神心理的・社会的な脆弱性も含む状態として説明されています(参考文献1)。

だからこそ、運動や食事に加えて、「人と会う予定を作る」「役割や楽しみを作る」「外に出るきっかけを増やす」といった「社会的なつながり」を保つ工夫も、土台として大切になります(参考文献1)。

3つをセットで整えると、続きやすい

運動・栄養・社会参加は、それぞれが別々の話に見えて、実はつながっています。

  • 栄養状態と身体機能は互いに関係するため、フレイルについて考える際には食事にも目を向けます
  • 身体活動や社会参加など、生活のさまざまな側面は互いに関係します

「どれか1つを完璧に」より、「3つを少しずつ」。この方が"続く一歩"になりやすいのがポイントです。

第3回のまとめ:今日からの「続く一歩」

ポイント

今日の続く一歩は、次のどちらか1つでOKです。
・栄養:食事量や体重の変化に気づく。気になる場合は必要に応じて主治医や専門職へ相談する。
・社会参加:人と会う予定を1つ入れて、外に出る理由を作る
そして、運動は第2回の合言葉どおり「今より少しでも多く」(参考文献2)。
もし「自己流だと続かなそう」「体の不安がある」と感じたら、見学体験で
体調や痛み、運動経験、不安などを確認しながら、運動の始め方を一緒に考えます。

参考文献

  1. 日本老年医学会『フレイル診療ガイド 2018年版』
  2. 厚生労働省『健康づくりのための身体活動・運動ガイドライン 2023』(2023年)

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